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景気回復のシンプルな解


こんにちは!里舘です。

今年の年頭でしたか、以前雑誌の取材を受けた編集者の相沢さんと話していた時。
「もっとこう、世の中シンプルでいいよね。マッドマックスみたいに。ドーン。どうだー!って」なんて話が出まして。いや世の中世紀末になれってことではなくてね。何でしょう、勢いですよね。ドーン!バーン!どうだー!っていう勢い。個人的には大賛成です。余計なことに神経使いすぎ。よって余計なことに税金使いすぎ。市中の金にまわらねえじゃねぇか。ぷんすか。

さて、本日のタイトル、かなり大胆なつけ方をしましたが・・・先日Webのことならこの人!と信じてやまない永江一石先生のこちらの記事からまずは紹介。

"経済の建て直しには、デフレマインドの解消しかないという永江理論を吹くよ"
- More Access! More Fun! 永江一石のITマーケティング日記
https://www.landerblue.co.jp/blog/?p=33967

よしじゃあ私が政治家になろう!なんていう話ではまったくありません。いじめられっ子だったからね。子供たちには常々言っております、いじめだめ。ゼッタイ。将来の給料下がるよって。いじめ(のスキル)が将来役に立つのは現在の政治の世界ぐらいかな?なんてね。ちゃんと立法府してくれ。ぷんすか。

で、食産業でこのデフレマインドを考えた時に、シンプルなマーチャンダイズがこれ。

「うまいもん食ってテンション上げよう!」
この手に限る。

こういう業界にいるので業界比較のことはよく聞かれます。これに一番当てはまる例がスタバとコメダ珈琲店。コメダが仙台に進出して好調の要因は何ですかと聞かれたら、いいから黙ってシロノワール食いに行けと。味噌カツサンドもいいぞ。タマゴとろとろのミックスサンドもいいぞ。食べたらギリッとしたブレンドのコーヒーも頼むといい。そのレシートが(客単価で)1,000円超えていようが、笑顔じゃない客なんてほぼいないはずだ!

※この文章だけでおなかがすいた方は是非今度一緒にどこか飲みに行きましょう

確かに冷凍食品の技術が上がっていて、味も美味い。加工場がセントラルキッチン化なされているので、安心・安全の担保もある。
10年ほど前にペガサスセミナーで当時主席コンサルだった櫻井女史も言っていた。これからは冷凍食品が主ですよ。野菜だって、朝どれよりも鮮度がいいんだものと。10年たって実現している。味の素の冷凍餃子をはじめ、おしゃれさん向きのPicardとか、家でチンで普通にそんじゅそこらの外食の味は超えてくる。コンビニ弁当だって同様。技術の進化で味は向上している(某チェーンを除き)。

でもね。ワタクシ昭和生まれだからかもしれないけど、コンビニ弁当ってテンション上がらんのよ!すごい個人的な意見だし、コンビニだってスイーツに関してはテンション上がるものもたま~に出てくる。悪魔のチョコケーキとか。通年化してくれファミマさん。

私より2~10年下の食に対して興味がない世代は、そもそもこの経験がない。なんだこれ超うめえ!という極めてシンプルな経験価値。我々食品小売業は・食品製造業は、ここを忘れてはいないだろうか。
産業革命時に自ら食文化を捨てた大英帝国だって、冷凍食品が相応に進化して「イギリスにうまいものなし」というのと実態がかけ離れた今日、それでもマーマイトは売れるのよ。好きな人はアレを朝食べないと一日のテンションがセットされないのよ。

今年の商談会では、ここにチャレンジしてみようと思います。できる限りシンプルに、修辞を少なく、〇〇の時はコレ!(仕様書・FCPシートはそれじゃ不足ですからね皆様)。

さぁうめえもん食ってがんばっぺし!里舘でした。

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