こんばんは!里舘です。
今日は求人に関する施策を2つご紹介しますが、
関連する記事が日経新聞に出ていたのでそちらをご紹介。
「エコノフォーカス 消える?地方の就職難」 - 山崎純、飛田倫太郎 日本経済新聞 2015.5.25版
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO87221110U5A520C1NN1000/
あわせてこちらもどうぞ・・・労働力時系列調査 統計局
http://www.stat.go.jp/data/roudou/longtime/03roudou.htm
日経新聞の記事の見出しは「訪日客増え求人増」「人口減少で求職減」
ふと「労働意欲」の推移も気になったので、統計局から非労働人口を調査、
労働力時系列調査の「非労働人口」のうち15~64歳も減少トレンド。
ふむふむ、数字上は改善傾向にはあるようです。
先日、仙台商工会議所 中小企業支援部の部次長さんとお話する機会がありまして。
商工会議所で取り組んでいる販路開拓事業でのマッチング率は高水準で推移しているが、
それに対応する為の生産拡大の求人が今一番のボトムネック、というお話を伺いました。
現場の声と統計数値を組み合わせると・・・地方の基盤産業は未だ求人難と言えます。
さて、前置きが長くなりましたが、今日は求人に関する中小政策を2つご紹介します。
今日は体験談付きです!ぜひご覧ください。
以下、青字はガイドブックより引用(適宜改行してます)。
『 若者・女性・シニア等の多様な人材を確保したい 』
地域中小企業人材バンク事業
対象となる方
・若者・女性・シニア等の多様な人材を新たに確保したい中小企業・小規模事業者の方
支援内容
・中小企業・小規模事業者のニーズを把握して、地域内外の若者・女性・シニア等の多様な人材から事業者が必要とする人材を発掘し、紹介・定着までを一貫支援しま す。
・中小企業・小規模事業者は、地域人材コーディネート機関の行う支援事業に参加することにより、自社の魅力や求める人材についての発信、人材とのマッチングの機会等 が得られます。
ご利用方法
・イベント等に参加を希望される中小企業・小規模事業者の方は、各地域人材コーディ ネート機関(※中小企業庁ホームページでご確認ください)にご相談ください。
実施機関 によって、対象地域や業種等に制約があります。
お問い合わせ先
・中小企業庁 経営支援課 人材事業担当 TEL.03-3501-1763 ・各経済産業局 産業人材政策課 (巻末お問合せ先一覧参照)
3回目のエントリなのでだんだん慣れてきました、「各○○にご相談下さい」。
アクティブな他の運営主体があるパターン。
というわけで、一目丸わかりのサイトを見つけたのでご紹介。
地域中小企業人材バンク事業 - 一般社団法人中部産業連盟
http://www.chusanren.or.jp/jinzaibank/index.html
一方、仙台の地域中小企業人材バンク事業で検索すると・・・
一般社団法人ワカツク
http://www.wakatsuku.jp/
団体・地域によって位置づけがずいぶん違います。
なるほど、「実施機関によって対象地域や業種等に制約があります」っていうのはこのことですね。
後者のサイトにシニアなんて一言も出てこない上に、ダイバースでもない。
この辺も、地方の基幹産業の求人難の一因なんでしょうか。
さて、もう一つの事業。
『若手人材を確保したい』
ジョブカフェ事業
対象となる方
○若者を採用する意欲のある中小企業等
支援内容
○ジョブカフェにおける企業向けサービスの一例
・地域中小企業の魅力情報発信 →冊子やHP等の媒体により、地域の中小企業の魅力情報を 求職者に発信。
・人材確保、定着支援コンサルティング
・職場定着支援事業 →経営者、人事担当者、若手社員等を対象に、新入社員と のコミュニケーション力向上のための研修等を実施し、早期離職を防止。
・企業と若者との接点提供 →企業説明会や若者との交流イベントの開催等により、若者に対し地域中小企業の魅力をPR する機会を提供。
※都道府県によって提供されているサービスは異なります。すべての都道府県で実施されているわけでは ありません。詳細は各都道府県のジョブカフェにご確認ください。
ご利用方法
○各都道府県のジョブカフェにお問い合わせください。
お問い合わせ先 ・各都道府県のジョブカフェ URL:
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/jakunensha/jobcafe.html
http://www.meti.go.jp/policy/jobcafe/jobcafe_all.html
またまた出ました、詳細は各○○。
というわけで、宮城ジョブカフェをご紹介。
http://www.miyagi-jobcafe.jp/pc/
実は昔、妻がこちらの機関を使って就職したことがあります。
個人情報なので具体的には書けませんが、聞いた話を元にすると、
「求人の紙面・字面だけでは伝わりづらい」基盤企業さんであれば、
「職場見学・体験」を利用することで、若者の求人改善にとても有用だと思います。
ある程度同意・納得を生んだ上で就労することで、離職率改善につながります。
丁度本日の更新でCocolinメンバーの山下さんの企業が掲載されていたのでご紹介。
株式会社LASSIC 仙台オフィス
http://www.miyagi-jobcafe.jp/pc/plus/htm/database/08045554142/index.htm
地元岩手はどうなっているんだろうなぁ・・・と覗いてみました。岩手ジョブカフェ。
http://www.jobcafe-i.jp/index.html
なんか宮城よりスタイリッシュ(^^;)
(そういえば中小企業診断協会のHPも・・・)
スミマセン話がそれました、今日はこの辺で。
長文お付き合い頂きありがとうございました!
里舘でした。
0 コメント:
コメントを投稿