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お惣菜の大義

こんにちは!里舘です。
ひさびさの更新です。スミマセン(^^;)

お知らせ・・・明後日(6/8)、みやぎ商工会連合会様でセミナーを行います。

クローズドセミナーなので内容は詳しくは書けませんが・・・
『食材王国みやぎ』の食品製造業・食品小売業の方の助けになるために、
非常にショッキングな内容でお届けする予定です。武闘派上等。
参加される皆さまは体調を万全に整えて、
当日は当ブログではおなじみの糖分補給の準備もお願いします。

※ 開催後には当社ウェブサイトにて「何をしたのか?」程度の範囲で公開します。

この間、宮城県中小企業診断協会総会にて、新入会員の方から、
「ブログ見てますよ!棚の力!」とお声がけいただき、
感謝の半面、もっと筆まめにやらないとなぁ・・・と思いパチパチ入力しています。

今日は「お惣菜の大義」なんていうかなり大仰な話。

実は、前述のセミナーを行うにあたり、宮城県内の食品小売店を50店舗以上視察してきました。
(同一チェーンはカウントに含みません)

で、お惣菜が好きなので、やっぱり50店舗以上のお惣菜を食べました。

そこで感じたことと、今後の時流について書き留めておきたい次第でして。



お惣菜。「出来合い」とか「てんやもん」とか言うこともあります。
(スーパーの弁当を指して「てんやもん」と言ってもらえる時代になったんですねぇ)

食卓にすぐだせる、もうできている料理。

諸先輩方から学んだことや、営業しながら身に染みたことをまとめると・・・。


【1】すでに調理済みの商品がほしい

 調理をしている暇がない、もしくはしたくない→時間の短縮

【2】調理済みで、その日の献立に追加できる商品がほしい

 献立が決まってない→献立づくりのお手伝い(ソリューションビジネス)

 献立は決まっているがレパートリーが少ない→将来の献立作りのお手伝い

【3】家でできないものが食べたい

 プロの調理器具、プロの調理方法→中食化

 その店の名物料理が食べたい→看板化、コーナーテナント

【4】お惣菜で楽しみたい

 盛り付けの演出や流行の食材→イーターテイメント、共有欲求

【5】地域の食を守る

 その店独自の名物料理や技術の伝播→ローカル惣菜

カタカナ語については解説しません・・・気になる方は検索願います。


これを言ったら「それはあんた贅沢だろ」と売り場担当者から突っ込まれそうですが、

最近、【2】で購買をためらう機会がうんと増えている。

温惣菜、冷惣菜、チルド惣菜、弁当、寿司、スイーツetc...

大手さんはまさに「総菜」。なんでもある。ただ献立が決まらない。

それが主菜であろうが副菜であろうが。


献立の語源。 http://gogen-allguide.com/ko/kondate.html


このことに、売場で、食べて改めて感じたのが、県北の「元気屋」さん。

http://www.genkiya-miyagi.jp/

決して最新の売場でもなく、商品の品ぞろえが広いわけでもない。でも、

物の心の惣菜とは、こういうことだよ。

と売場と商品を通じて伝わってくるものがありました。

(週末のおでかけで行きましたが、嫁・子・私の3人で¥2,500-お惣菜で使ってしまった(^^;))

ローカルスーパーが生き残るために必要なことを、また一つ学びました。

明後日のセミナーでは、出し惜しみ一切なし、今まで学んだことをオールインするつもりです。

どうか一つよろしくお願いいたします。


今日はここまで。

長文お付き合いいただきありがとうございました。里舘でした。

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