現在は中小企業診断士 実務補習の第2クール目の診断を行っています。
さて。
中小企業診断士として独立を考えている方。
(私もそうですが)
「どう名乗ったらいいのだろう?(肩書き)」
「法人名・屋号はどうしよう?」
今日は、先輩診断士の方から頂いたお名刺から、
実例を交え考えてみます。
まずは名乗り方について。
水元仁志先生・・・「商人伝道師」
自分はこうである!というキャッチフレーズをズバリ。
中小企業診断協会の先輩方は、
(順不同です)
渡辺敬一先生・・・「経営コンサルタント」
業務内容が一般的にわかりやすいい印象です。
植松正人先生・・・「代表」
ご名刺の表面の一番最初にキャッチフレーズ「新たなビジネスステージへの伴走者」
鈴木たすく先生・・・「中小企業診断士」
キャッチフレーズは企業名のほうにあります:中小企業の「街のお医者さん」
渡邉明代先生・・・「代表」
横尾徳仁先生・・・「中小企業診断士」「社会保険労務士」「1級販売士」
資格の列記でサービス内容が感じ取れる印象です。
細野哲平先生・・・「代表社員」
活躍する地域・想定される診断先に合わせて、
「中小企業診断士」を肩書きとするか、保有資格として併記するか、
というところでしょうか。
協会の人数が少ないor地方では
中小企業診断士 って何? 経済産業大臣登録・・・お役人さん?
と思われることもあるかもしれません。
私が退社前の挨拶を行う際に、
「ところで・・・中小企業診断士 って 知ってるかた! 手あげて下さい!」
と、中小企業診断士の話をするつかみとして聞いてみたところ、
ヤマザワ惣菜部の責任者+バイヤー 約75名のうち 5~6人
ヤマザワ中田店の社員+パートさん 約100名のうち 5~6人
「コンサルタントは裏方業務、主役は社長さん」
アメリカの高名なコンサルタントの方もそうおっしゃっていましたが、
現状から勘案するに、もうちょっと目立ってもいいかもしれませんね(^^;)
続いて「法人名、もしくは屋号」
水元仁志先生 「日本経営コンサルタント株式会社」
ミッションがそのまま込められた法人名です。
先生の想いが、折り畳み式の名刺にぎっしり詰まっています。
渡辺敬一先生 「渡辺リスクマネジメント事務所」
主に何をしているか、「我々が何であるか」が一目でわかる屋号です。
植松正人先生 「植松診断士事務所」
ご名刺の裏に、ミッションが書かれています。
鈴木たすく先生 中小企業の「街のお医者さん」 合同会社「タスクマネジメント」
法人名にお名前とミッションがどちらも入っています。
渡邉明代先生 中小企業診断士 「オフィスPOO」
親しみやすさが伝わってくる屋号です。
横尾徳仁先生 「よこお経営労務管理事務所」
経営コンサル業務+労務管理もお任せ下さいという
診断士×社労士×1級販売士のトリプルライセンスの強みが入っています。
細野哲平先生 「合同会社 ジェイドキャット」
ご名刺の表面の一番最初に「起業・経営支援、ITシステム導入・運用支援」
ご名刺の裏に、詳しい業務案内と所属団体が書かれています。
いかがでしたでしょうか?
頂いた御名刺を見てみると、
ドメイン・・・「我々(もしくは自分が)何であるか」
ミッション・・・「我々(もしくは自分が)は何を目指すのか」
このあたりが法人名・屋号に必要な要素のような気がします。
事業計画書や構想を一度文章化して、
法人格取得・個人事業主届出の前に「屋号」、
名刺を刷る前に「名乗り方」をチェックしてみるといいかもしれませんね!
かく言う私もそろそろ決めないと・・・ですね(^^;)
長文お付き合い頂きありがとうございました!
里舘でした!
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