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生活活動強度が変わった!商品はどうする?

こんにちは!里舘です。

スーパーのお惣菜屋を離れてから2週間が経ちました。

実務補習も充実しており、起業へ向けての準備等、慌ただしく過ごしております(^^;)

そんな中、身体に異変が・・・

節々の冷え

今までは肉体労働・知識労働の割合が7:3ぐらいだったのに対し、

身体を使う機会が一気に減り、節々が冷えてきました(^^;)

定期的な運動をしないと、摂取カロリーのコントロールもしないと、

放っておいたらすぐ太りそうな気がします・・・やばい。


そんなわけで(?)今日は、生活活動強度と、商品の品揃えについてです。

ちょっと強引な導入ですが、お付き合いください。


「ご年配の方は少食になる」

とよく言います。実際そうなんでしょうが、程度のほうはどうなんでしょう?

特に、商圏のお客様にご年配の方が多い方は参考になさってみて下さい(^^)。



必要摂取カロリー数の計算にはさまざまありますが、

衛生管理者試験を受けた時に勉強した、

「生活活動強度」による算出方法をご紹介します。

(もっと細かい方法もありますが、目安としては非常に使い勝手がよいです)



こちらにわかりやすく書いてあります。

ざっくり説明しますと、

日常生活で、どんな活動をしているかを時間別に集計することで、

おおよその目安が見れる、という感じです。


この表によりますと・・・

以前の職場・・・活動強度 III

私里舘、現在30歳なので、以前の職場環境においては、


2550kcal 


と算出できます。


さて現在、実務補習中の活動強度はと言いますと・・・・活動強度 II と I の間。

間の場合は・・・(簡易的に)基礎代謝にかける乗数の、間を取ってみましょう。

この場合 I と II の間なので、 1.4 としておきます。

そうすると、現在の職場環境においては、


2100kcal


と算出できます。

その差・・・なんと 450kcal !

カロリー控えめの昼食1回分に当たります。おそろしや・・・。

経費節減の為にも、自転車通勤で活動強度 II を保ちたいところですが、

路面が凍るとねぇ・・・(言い訳)


さて、ここからやっと商品の話。


高齢者が商圏に多い場合、この「生活活動強度」をしっかり把握していないと、

大きなチャンスロスを生み出すことがあります。

現役を引退した 65歳の行を見てみましょう。


強度I  男性 1750kcal 女性 1450kcal

強度III 男性 2300kcal 女性 1900kcal


先ほどの私の例と同じように、まるっと1食分の差が出ます。

強度I の女性に至っては 1450kcal!

毎食のカロリーをキッチリコントロールするか、

できる限り低カロリーの食材を選ぼうとすると思います。

おそうざいのでカロリー表示を行っている場合、

「価格」も「味」も「量」もクリアしているのに、

「カロリー」で Can not buy になっている可能性があります。(以前のエントリ参照


通常、出店の段階で商圏調査を行い、ターゲット顧客に合わせているかと思いますが、

「チェーン展開」した時は特に気を付けなければなりません。


私がおそうざいを作っていた時も、

山形では引退しても畑仕事があるから「食べる量」はそんなに変わらない、という認識が、

仙台ではまったく通用しない、ということがしばしばありました。

カロリー表示の都合上、店で量目を変更できず、非常に心苦しい毎日でした。

(その分 白ごはんや おそうざいの小分け は丁寧に丁寧に行いました)


このように、商圏のお客様が、

「現役引退後に、無職か?有職か?」

を把握するだけでも、商品設計が変わってきます。


「前の店では売れたのに、今度の店ではなぜ売れない?」

「好調に推移している商品なのに、バラつきがあるのは何故?」


といった問題に直面したとき、

頭の片隅にいれておくと、いつか役に立つかもしれませんよ(^^)

文化の違い・・・ローカルスーパーとリージョナルスーパーの境目については、

また今度の機会に。



長文お付き合い頂き、ありがとうございました!

里舘でした。

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