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お惣菜の”Sizzle感"の変化(主観)

7・8・9・ジュ~

こんばんは、里舘です。

先日のブログ、さっそくアクセス多数いただきありがとうございます。
今日は、昨日の記事に追記としてどうしても書いておきたかった、

お惣菜の"Sizzle感"の変化について、です。

外食・手作り問わず最近ハンバーグを「焼いて」食べると、

どうしてもハンバーグ師匠が思い出される。すごいねハンバーグ師匠。

(続きを読む)以降はハンバーグ師匠は出てきませんのでご安心(?)ください。



Sizzle感とは・・・

①”良い”味覚を呼び起こす性質の、視覚・聴覚(+嗅覚)情報
②平たく言えば”おいしそうに見える感”

お惣菜の"Sizzle感"の変化とは・・・主観ですが・・・

客層の中に、「出来たて・手作り」が”おいしそうに見えない世代”が存在する

ということです。

何回もあった実体験を。

お弁当の特注を受けるとき、お客様の年齢層、お酒の有無、好き嫌いやアレルギー等、
事細かに聞いてから(もちろん予算もですが)献立るのですが、

結局センター納品のアウトパック弁当(冷蔵)になるケースもあります。
その時によく耳にしたのが、

「こっちのほうがコンビニっぽくておいしそう」

私は当然、インストア加工で出来立てを提供したほうが、今後の特注の継続や、
店への信頼(最近の言葉で言うとライフタイムバリュー?)も上がると思っていたので、
手間はかかれど、手作りのほうをおすすめしていました。

けれど、一定の割合で出くわす「コンビニっぽくておいしそう」。

この「モヤモヤ感」をあるとき、特注を受けてくださる常連さんにズバリ聞いてみました。
(「実はおいしくない」とか「実は見た目のしつらえが下手」」とか言われるかとハラハラしながら)

常連さん曰く。

「うちで食べるときとか、親戚・知り合い程度なら作ってもらったほうがおいしいから(インストア調理で)お願いしているけど、
特に子供会のようないろいろな歳の人が混じる時には、若い人もいるから、
こういうビニールで包まれたコンビニさんみたいなほうが受けがいいのよ~

ここではじめて合点がいきました。

むか~しむかし。

私が中学生だったころ、初めて立ち寄ったコンビニ、岩手のキャメルマート。今もうないですが。

初めて出会ったツナマヨおにぎりに「こんな食べ物があったのか!」なんて感動した次第で。
食産業で働こうと思ったのはもしかすると「キャメルマートのツナマヨおにぎり」がきっかけ?

話がそれました。
以前のブログでも書きましたが、「無意識領域の判断基準」ができるのには、
約10,000時間の体験が必要なのだそうです。
(先週、あゆみ書店でカーネマンのファスト&スローが平積みになっていたのには驚いた)

私の場合、お惣菜に関しては
「地元スーパー(マイヤ、ザイコーストア、びはん)」→「キャメルマート、ホットスパー」→「マックスバリュ矢巾店のお惣菜」→「SEIYU八幡町店」→「ヤマザワ(入社)と競合店各社」→いまここ

という変遷を経ているので、どれをとっても"10,000時間の食の積み上げがない”のです。
(高校から下宿をしていたので、実家の食事も実は10,000時間には達していない)

さて、私(34歳)より「少し」若いか、私より「都会に住んでいる近しい世代」はどうでしょう・・・?

コンビニ弁当に対して"10,000時間の食の積み上げがある"客層が出てきているはずです。

ここに「コンビニっぽいからおいしそう」の根っこがある。

※全てのコンビニ弁当がインストア加工に味で劣る、という話ではありません、念のため。

ヨークベニマルの「チルドデリ」を見る私や嫁の目線と、
すぐ隣で買い物をしている近所の方の目線はまるっきり違う。

我々世代ではまだ、「(インストア加工に勝る)味を想起できるに至っていない」のです。

ただ、人は歳をとる。社会も歳をとる。
「コンビニっぽいからおいしそう」への対応、さらにその反動を受けた世代への対応、
ヨークベニマルの売場にはそれがある。

さて、地方の小規模ローカルスーパーが打つ手がないかと言われれば実はそんなこともなくて、

「クイックチラー」なるものが今注目されています。

例) http://www.fukusima.co.jp/products/food/blastchiller.html

例) http://www.hoshizaki.co.jp/p/new/blast/

手作り惣菜を冷蔵のまま(もしくは冷凍でも)、しかも消費期限を延ばして売ることも可能ですし、

コンべクションと組み合わせれば、できたて手作り惣菜を短時間で大量に出すことも可能です。


東京まで出向けば技術セミナー等あるのですが、東北ではなかなか出会いがない・・・。

まして自分で機器を買うわけでもないので営業店さんにおねがいするのもおこがましい・・・。

なかなか悩ましいところです・・・。


今日はここまで。もやっとした形で終わってスミマセン。

長文お付き合いいただきありがとうございました。里舘でした。

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里舘智大
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