先日、2016.6.8(水)に、1日にわたり、
みやぎ商工会連合会の経営指導員の皆さまに研修を行いました。
公的機関のセミナーということでお題目は固めですが、
内容は「バイヤー側、ショッパー側から見た、欲しい商品ってなんだろう?」という視点で、
商品開発から販売先選び、商談会シートの書きかた、さらには模擬商談会まで、
いつも通り東北弁丸出しで熱弁させていただきました。
今日はそのおすそ分けです。
クローズドセミナーのため、全部が全部というわけにはいきませんが・・・。
このような形で、商品開発~商談成立までの一通りのプロセスについて、
バイヤー目線でお話しいたしました。
一例としては・・・
セミナー内でも、
「”一度棚の端っこのほうにでもおいていただければ・・・” なんて商談中に聞きますが。
定番棚はそんなに安くありません!」
「”食べたらおいしさが伝わる!”食べさせないと無理なのか?と思われるだけです!
お客様は商品のうち、99.9%は食べずに買うのです!」
「見て伝わらない付加価値は”0円”です。
お客様がメリットを感じることで、はじめて価値が付加されます。
お客様がメリットを感じないこだわりや製法は、当然”0円”です!」
などなど、鮮度重視のなまなましい話を、全力でさせていただきました。
午前午後にわたる3時間の座学ののち、商談会等に使用する
FCPシートの作成・改善指導。
書いてはダメな「NGワード」、書かなければならない「必須ワード」、
バイヤーのがちょっと気になる、心をくすぐる「通なワード」の具体例を通じ、
その場で改善指導。
さらにその後、FCPシートを用いての模擬商談会。
数班の皆様におかれましてはバッサリ斬ってしまって申し訳ありません(^^:)
ただ、具体的な商品改善・FCPシート改善のヒントにはつながったかと思います。
アンケートでは概ね好評だった旨、担当者の方からいただきました。
(後ほど現物を見に行こうと思います・・・)
同じようなことでお困りの方おりましたら、リピートセミナーもご用意できます。
日程がだいぶ立て込んできましたので、お早めにご連絡頂けたらと思います。
次回は研修の所感と、偶然居合わせた商談会の話と、補足の話を。
長文お付き合いいただきありがとうございました。
里舘でした。
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