こんばんは!里舘です。
シリーズ 展示会の罠も今日で5回目となりました。
お読みいただき、ありがとうございます。
もう少しだけ続きますので、お付き合い頂けたら幸いです(^^)
今日は、売れたらどうするか というお話。
展示会・商談会に打って出るということは、
当たり前ですが「もっと売りたい」からです。
ただ、この「もっと」に落とし穴があるんです。
このシリーズでも以前触れた通り、
定番・催事問わず、売場には予算があります。
定番売場では、もともとある商品との取替投資になる、ということもお話しました。
そうすると、次の問題が出てきます。
「予算に届くぐらいの供給能力があるか」
商談中に生産能力を聞かれる理由はここです。
また、商談を成立させたい証拠でもあります。
こだわりの商品であればあるほど、手間をかければかけるほど、
一般的には供給能力は下がります。
ものすごく人気がでそうで、既存のお客様の評判がすばらしく良い商品でも、
供給能力に合わせて売場を空けておくわけにはいきません。
最近では欠品商法なるものもあるようですが、お客様の信頼を失います。
よって、以前触れた「納入先の店格」とともに、
「納入先が売場を維持するだけの供給ができるか」も検討する必要があります。
特に、手づくりや地場産品を売りにしている場合は気を付けましょう。
では今日のまとめです。
①供給能力も加味して、売り込み先を決めましょう。
②確実な回答をするために、持参資料に供給上限を記載するか、数字を控えておきましょう。
お付き合い頂き、ありがとうございました!
里舘でした。
【次回予告 シリーズ 展示会の罠⑥(最終回) 売場をイメージする】
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