こんばんは!里舘です。
今日・明日と、先日お世話になりました佐藤なな子先生の、
”若年者の育成と離職防止を考える 「管理者向け 指導力強化セミナー」 ~若年者指導のコツと関わり方、叱り方~”
から得たことを、現場&診断士の両面の立場からエントリいたします。
https://www.facebook.com/esterplanner/posts/1460336754257209"
仕事場として利用させていただいている「Cocolin」のインターンのみんなや、
「やる気と感動の祭典」でお世話になっている若手商人のみなさんなど、
光り輝く若者に囲まれている私にとって、かなりショッキングな内容でした(^^;)
まず冒頭。
”「2・6・2」で分けたところの「上位20%」は、残念ながら中小企業には回ってきません。
本人の希望かどうかはさておき、大手企業が根こそぎ持っていきます。
中小企業は、一般的な若者をどうやって育てていくか、関わっていくか、
そのためには一般的な若者について知っておく必要があります”
なるほど、「意識高い系」ではなくて「意識高い」若者は残ってない、と。
(必ずしもそうでないと願いたいですが)
”欲求の継続が短い”
テクノロジ・商業の発達により、
欲しい!と思ってから手に入るまでのリードタイムが昔に比べてとても短い。
→目標へ向かっていく経験が少ない。「建設的」という概念が薄い。
”口頭で表現する経験が少ない”
電話よりもメール、メールよりもSNSと、口頭で表現する経験が少ないため、
しゃべらせようとすると口ごもってしまう。
→書かせることである程度解決するみたいです(書く経験は昔より多い)
→cf.無意識の判断基準が形成されるまではおよそ10000時間、
高卒18歳と考えると・・・1日あたり91.3分しゃべってないと形成されてない計算。
大卒22歳と考えると・・・1日あたり74.7分しゃべってないと形成されてない計算。
さぁみなさん心に手を当てて・・・今の世代の若者はここまでしゃべってるでしょうか?
”指導から支援へ”
義務教育の教育方針がかわったのだそう。
だめだったりすることを、個々にすくい上げるイメージ。
理論性・論理性が高くなければ納得しないし動かない→指導型が減ったから
成果を評価される機会が少ない→プロセス重視教育型になったから
(何のためのプロセスか?を明確にしてあればいいのですが)
そして私、個人的に一番「あー!」って思ったのが、
”勝利よりも貢献”
自分の仕事は業務の中でどこを担っていて、全体にどういう貢献ができるのかというのが、
数値比較や報酬よりもモチベーションUPにつながるそう。
佐藤なな子先生は「インターネットの普及により、世界で困っている人がいる」情報が毎日どんどん入ってくるから、と仰っていました。なるほど。
個人的別の視点で。
ゲーム業界を見ていても、PvP→共闘型のほうが最近は主流です。
そういうところにも根底があるのかな・・・。
明日の後半に続きます!
里舘でした。
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